6月6日●ミニコミ補充

ミニコミ「TIPS+」を置いてくれるところが京阪神になって(ってまだまだ努力不足かもしれませんが)しばらくたった。感想をメールでもらうこともあって、えへへへ。

このごろは、設置店を増やすんじゃなくって既に置いてくれているところに補充に伺っている。
「あー、あのウサギさんの表紙の…」カバーボーイのクロノスケの印象が強烈みたいで、すぐに思い出してくれ、読んだ感想だとかなんだとかで、しばらく盛り上がる。人によって「はまった」というツボがいろいろ違って、へーっと、こっちも新たな発見があったりする。

今日も補充に行こう!と、道に迷いながら1箇所に向かった。
休みだった。あああ。

 

5月31日●ホテルに住む人?

大阪の、さる老舗高級ホテルのロビーに立っていたとき耳にした会話。

年輩の女性:ちょっと、家に帰ってきますね
ホテルマン:では、ただいまタクシーをお呼びします(慣れた様子で)

振り返ると、70歳前後の品のいい女性が乳母車式(?)手押し車で立っていた。 ん? ってことは、この女性、ふだんの生活拠点がホテルで、家は「たまに」帰るところってこと? ひゃ〜、世の中にはすごい会話があるもんだと思った。

 

4月18日●インターナシオナル

近所なんで、国立国際美術館に「TIPs+」を持っていった。
「あのぉ、フリーペーパーなんですけど置いてもらえないでしょうか?」「学芸員が審査することになってますので、まずお預かりします」
「はいはい、よろしくお願いします」

あれ? でも本誌は「国際」じゃないな。どうなるかな。

 

4月14日●右と左がわかった

勇気を振り絞って(?)京都へ。
方向音痴だというだけじゃなく、文化度の高い京都というだけで緊張するというのか、腰が引けるちゃっていたのだが。
カフェやギャラリー、書店などをまわって「TIPS+」を置いてもらった。
なんか、すごく温かく受け入れてもらったという感じ。
半日、京都を車で走り回って、だいぶん道も覚えた。
御池通りは広くて、そんなに渋滞しなくて(土曜日だったから?)走りやすいねぇ。また行こうっと。

 

4月12日●中崎町でクラクラ

今日は昼下がりに、中崎町へ。
「うさぎTIPS+」を置いてくださるお店を探してだったのだが、「中崎町のカフェ文化はすごい」らしいと前々から聞いていたので、それにも興味シンシン、ジッタリンジンだった。
いやぁ、たしかに。すごい。すごかったっす。
ミッション(?)を忘れて、しばし街歩きに熱中。
懐かしいというよりも、ん〜「新しく創造された記憶」というんだろうか。しっくりくる言葉を、もう少し探してみたい、というようなことを考えること自体が、楽しみな街だった。
お店の人も、どこも快くOKしてくれて、感謝ですた。
あるところでは「うあ〜、おもしろいねぇ。うん、いい。この人のアート作品は初めて見たけど、私、好き」と言われ、あれこれカウンターを挟んで、いっぱいおしゃべりした。初対面の人と自己紹介やら、好きなものやらで、こんなに会話が弾むなんて、初めての経験かもしれない。私は、どちらかというと、人見知りというのか、世間話のアドリブが出てこないタイプなのだ(インタビューとかなら全然平気なんだけど、自分のこと話すのって、ね)。
「京都には持って行った?」とも聞かれた。
ドキッ! 昨日「京都は右も左もわからん」と日記に書いたところだ。
私の顔にも「京都は右も左もわからん」と書いてあったのか?
「私、京都から来てるんで。京都だったら、○○とかにもっていってみれば? よかったら、京都のカフェとかに持っていくよ」
なんか、すごい展開だ。感謝、感激、驚き。

 

4月11日●京都は右も左も

わからない。
私が方向音痴であることは、自覚している。
でも京都では、その能力を最大限に発揮してしまうのだ。
千年の都には、不思議な磁力が働いているのか?
いままで京都といえば、東山
っていうか、哲学の道ちかくをうろうろするくらいだった。
だから、いつまでたっても、通りの名前や方向が覚えられない。
昨年の秋は、伊藤若冲を観に京都現代美術館に行った。
5時の閉館後、まだ外が少し明るかったので、
そのままダラダラと知恩院まで歩いていって、四条通を西へ。
「どこかで晩ご飯でも食べて帰ろうか?」と思ったのだけれど、
路地を入った小粋な店が、どこにあるのかがわからない。
結局、歩き疲れて新京極のドトールで休憩し、
三条近くの、なんだかパッとしない居酒屋チェーン店ふうの店に入った。あっさり和食を求めて入ったのに、油っぽ〜いメニューしかなかった。「なんで? わざわざ京都でコレですか?」な休日だった。
そんなわけで、京都でもミニコミを置いてくれそうなカフェなどをネットなどで探しているのだけど、土地勘がないから、点と点(店と店?)が結びつかない。道一本隔てただけで、住所がぜんぜん違うのね〜などと、いちいち感心していたら、桜は、もう満開ではないか。
「よ〜し、お花見も兼ねて京都に行くぞ〜。京都に、天下不部の旗を立てるのだ!」と大口を叩いていたが、地図上をうろうろしているうちに、桜は散ってしまいそうなんである。

 

4月4日●飛鳥2号

「TIPS+」を置いてくれるお店を探して、今日は、出勤前に車で居留地や元町界隈をまわった。途中、ふと思い立ってメリケンパークまで行ってみると、豪華客船・飛鳥2号が停泊していた。
そういえば、横浜を出航して3カ月の世界一周の旅に出たというニュースを見たっけ。今日は神戸に寄港だったようだ。ここから、いよいよ海外へ旅だって行くわけですね。
タクシーでわざわざやって来て、記念撮影して帰るお年寄りカップルもいた。そのくらい、すごいニュースってこと? それを偶然ポコンと見てしまって、なんだか不思議な感覚だった。
その後も、ときどき汽笛の音が栄町通にいても聞こえてきた。
ところで、2号の2は、ホントはローマ数字なのだけど。
文字化けするから数字にしたら、アニメっぽい名前に見えるのはなぜだろう?

 

4月1日●歩くミニコミ

創刊したミニコミ「TIPS+」を置いてくれるところを探して、一昨日の金曜日、大阪・堀江とアメリカ村を歩き回った。カフェや、雑貨店や、ギャラリーなどを中心に。ほんとは東心斎橋にも行きたかったのだけれど、戎橋までたどり着いてヘロヘロになって断念。いかんいかん、脚力弱ってるなぁ。
「あの、ミニコミなんですけれど、フリーペーパーで…」
とお願いすると、大概のところが、設置を快くOKしてくれた。ありがたい。スペースの関係もあるだろうし、と遠慮しながら少なめの部数を差し出すと「もっと置きますよ」と催促(?)してくださるところもあり、ほんと感謝感謝だった。表紙の写真の、ウサギのクロノスケを見て「カワイイ!」と言ってもらっただけで、もう、うれしくて(これは、単なる親バカか?)。
そして昨日の土曜日。朝起きると、足が痛くて、関節がガクガクした。あああ。こういうとき、わずか半日たらず歩き回っただけで情けないなぁと思うのか、それともぉ、筋肉痛が2〜3日後に出る中高年特有の症状でなくてよかった、まだ若いのだ〜と思うのかは………自由だ〜〜〜。
それはともかく、昨日は夕方から車で神戸の3箇所に、お願いに行った。
どこも私自身が好きで、普段からよく行くお店。
そういう所で、見知らぬ人が手にとって、私の好きな話題を集めた話題とリンクしていくかと思うと、なんか、うれしい。

 

3月20日●紙は、雨には勝てない

やる気もりもりで、ミニコミ配布にGo!と張り切っていたら、今日は雨。
何冊もの「紙の束」を持って、出歩くには最悪の天気だった。
なんだかね、私、雨女の本領発揮です。
せっかくの、できたてほやほやの誌面、
初お披露目に、しな〜っとした状態なんて、やだ。
そんなわけで、今日は、配布前の「さらに仕上げの、ひと仕事」に専念した。
あ、取材させてもらった人とかに、送る分の準備もしなきゃ。